いいたい放談2006



いいたい放談2006

フジテレビ朝8時「情報プレゼンター とくダネ!」のソースのない放言
Syuun Arai @ 01:03:13 ( ひとりごと )2006.9.2

フジテレビ朝8時「情報プレゼンター とくダネ!」のニュースソースのない放言

小倉智昭(OKプロ)氏が、メインキャスター務める平日8時からのニュース番組である。
この番組は普段なんと言うことはないものなのだが、「靖国問題」や今回の「安倍晋三官房長官総裁出馬表明」などになると非常に妙なコメントが出ることがある。
今総裁選も、「安倍晋三官房長官」が党員の7割の指示を集め、それこそ雪崩を打って組閣のポスト確保に汲汲としている。その分岐点は、福田元官房長官が不出馬と言うことを最終決定した時である。ところがこんな事は、その1-2か月前から判っていた事である。実際「絶対に出ない」とその時評論家が確証していたから知らないはずはない。
従って、次の分岐点は「青木」氏が安倍支持に回ったときではないかと思う。
本題から逸れたが、「情報プレゼンター とくダネ!」では、この「自民党員の7割支持」の報道を受け‥‥‥
ある中年女性レポーターがこういった。
「一般の人に聞いてみると7割の人が(安倍晋三官房長官が総理になることを)反対なんですけどね‥‥」

えぇ〜〜そんな報道どこでも聞いていない。世論調査もしていないはずだよな。
「一般の人」‥‥て誰なんだよ。こんなニュースソースも明らかに出来ないことを、他人の意見として「ぬけぬけ」と反対意見として述べるのは「違反だと」思うね。
こういうコメントは絶対台本に書いてあるわけで、誰の差し金だろうと思う。
前に、佐藤江梨子がコメンテーターの時、この佐藤江梨子も変なことを言った。
元々何も時事について判らなくてどうしようもなかったが‥‥
それは、例の「靖国参拝」についてであった。
「情報プレゼンター とくダネ!」での議論は当然小倉智昭が仕切るのであるが、このとき小倉氏は「靖国」反対だったらしい。それを受けて佐藤江梨子が「世論調査では、靖国参拝反対が多かった・大多数だった」と述べた。
ところが、その時はどこもそんな世論調査はやっておらず、過去に遡れば「参拝賛成多数」という数字が大きい。
要するに、佐藤江梨子が言ったソースは存在していなかった訳である。
いずれにせよ、そんなことはこのノー天気な落ち目タレントは知る由もなかったろう。
やはり台本があってそれを読んだだけ‥‥そんな台本誰が作った???

そういえば、小倉智昭氏のプロダクションは旧大橋巨泉事務所(OKプロ)だ。
その主である大橋巨泉氏が民主党参議院議員だったときは妙だった。
発言「私は、センターレフトを目指す」
それを受けて、当時の鳩山代表は大あわて‥‥いやそれでは困る。
小生などは、大橋巨泉氏は海外生活が長いから「海外基準で‥‥『センターレフト』」と言ったのかと思った。えぇ〜〜産経新聞の様になるのか。小沢一郎に近くなるのか〜〜〜。と思ったら間違いだった。
大橋巨泉氏は25年前の基準で、社会党内部での「センターレフト」だった。

当時の中間派は土井たか子元社民党党首(衆議院議長)。右派は、中国に「南京大虐殺」の(当時の中国当局の反対にかかわらず)碑を自費で建てた田辺誠氏(元郵政官僚)。
その後、左派は新社会党となり、中間派は社民党、右派は民主党へ移った。
そして左派は自然消滅してしまったから、今となっては中間派が極左となったのは時代の流れであろう。
当時民主党は政権交代出来る体制を作ろうと、腐心していたときである。その一環として大橋巨泉氏を参議院議員に加えた。ところが「浦島太郎」だった大橋巨泉氏は、それに気づかなかったらしく社民党議員と意気投合して民主党に都合が悪かった。
まあ、大橋巨泉氏がマスコミで活躍したころと、世間が様変わりしたことに気がつかなかった「浦島太郎」が我に返って、参議院議員を辞めたという妙な事だった。



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